設備紹介

高機能消防指令センター

高機能消防指令センター

沖縄県消防指令センターは、最新の通信指令システムを備えた高機能消防指令センターです。119番通報から救急車や消防車の出動までを迅速化し、的確な消防活動を支援することで救命率の向上や被害の軽減を図っています。

指令システム(指令台機器)

通常モード

指令台1席=4画面構成
※6席(前3席、後3席)で119番通報に対応します。

輻輳モード

指令台1席=2画面構成(通常モード4画面÷2席)
※12席(前6席、後6席)で119番通報に対応します。

通常モード( 1席4画面)

1.インターネット接続端末等

必要な情報をインターネットで検索できます。

2.TFT操作部

どの署所へ指令を送信するか、又は送信しているか確認できます。また、3者間(通報者+指令員+関係機関)で同時に通話させることができます。

3.自動出動指定装置

地図と連携し、住所・目標物等により災害地点を検索、各署所から出動する車両を決定します。

4.地図等検索装置

自動出動指定装置と連携し、住所、目標物等の位置を確認します。また、防火対象物、危険物施設、水利の位置が表示されています。

台風等119番輻輳時切替

輻輳モード( 1席2画面)

最新の119番受付システムを導入

大型表示盤(標準モード)

災害事案の情報、各消防署等の出動状況、気象情報(警報・注意報)、WEBカメラの画像等、様々な情報を表示することができます。
その他、「各指令台の画面」や「災害の発生状況が確認できる地図」などを、任意の画面へ映し出すこともできます。
また、台風時等全画面を「標準モード」、「輻輳モード」へ一斉に変更することが可能です。

大型表示板の特徴

1
92インチ(46インチ×4面マルチ方式)×4面を採用しています。
2
上記以外にも、「各指令台の画面」や「災害の発生状況が確認できる地図」などを、任意の画面へ映し出すことが可能です。また、パターン化し、全画面を「標準モード」、「台風モード」へ一斉に変更することが可能です。
3
各指令台(自動出動指定装置)で2の操作を行うことや、タブレットを用いて遠隔で2の操作を行うことが可能です。
  • 1.着信と同時に、どの地区からの119番通報なのかを表示します。
  • 2.火災、救急等の災害別119番着信件数又は総数を本日、今月、年累計で表示します。
  • 3.各消防本部、署所に設置されたWebカメラから、出動状況をリアルタイムで表示します。
  • 4.現在発生している災害事案を最新の8件まで表示します。
  • 5.現在の時刻、警報・注意報、車両の(通常と異なる場合の)配備状況を表示します。

6.各消防本部、署所の車両状況(出動中、現場到着、引揚中等)をリアルタイムで表示します。

7.テレビを表示し、災害情報などを収集します。
8.各消防本部、署所に駆込み通報などがあった場合、Webカメラで通報者を表示し確認します。

AVM(車両運用端末装置)

各車両には、AVM(車両運用端末装置)が搭載されており、出動指令を受信すると災害現場の地図情報などが転送されます。
出動する消防隊は車両運用端末装置を起動し、転送された情報を確認します。
また、車両の位置情報や活動状況もこの装置を利用することで指令センターへ伝達できます。
各消防隊の情報を一括管理しているため、迅速で的確な活動を可能としています。